博物館をつくろう |
自然史博物館の使命タクサ(日本動物分類学雑誌)の2007年2月号、22:89-97に掲載した「自然史博物館の使命」に、標本の重要性を追加した論説です。現在の経済優先主義の世界では現実的でない理想論としてかたずけられてしまうかもしれませんが、私達の生存権にかかわる使命を自然史博物館がもつことを認識していただきたいと思います。 地域の博物館をみんなで盛りあげよう現在の自然史系博物館と学芸員の実情について、埼玉県立自然史の小幡さんが地学団体研究会の「そくほう2002年6月号の主張に掲載しました。その文章をお借りして転載させていただきます。」。 日本の自然科学系博館の歴史とその役割日本の博物館の歴史は浅く、日本では博物館は珍しいものを展示する展示館ないし子供たちに教育をする教育館として考えられています。明治時代のはじめに「東京教育博物館」として出発した国立科学博物館の歴史を見ながら、日本の博物館における研究と教育について考えてみたいと思います。 博物館がホームページをもつ意味博物館ホームページ推進研究フォーラムの第4回研究会(2001年3月 美濃加茂市民ミュージアム)での講演要旨です。このときの講演要旨集には、多くのメンバーの発表が掲載されていますので、参考になります。 自然史博物館における研究活動自然史博物館は歴史もあさく、一般にはその活動についてあまり理解されていないところがあります。自然史博物館とはなにか、その活動の中心である研究活動について考えてみました。 博物館でなぜ研究が必要か博物館は教育施設やリクレーション施設としてみられがちですが、それだけでなく研究・収集機関でもあります。最近では博物館に学芸員など必要ないという考え方もあり、同時に学芸員とは何かということについても議論します。 私の考える県立自然史博物館静岡県では県立自然系博物館を建設する計画が一応ありますが、現在構想段階です。静岡県の自然をいろいろと研究したり愛する人たちが集まり、静岡県立自然系博物館推進協議会という組織をつくり、博物館づくりを県に呼びかけてがんばっています。 静岡県博物館協会インターネット活用研究会の活動2001年に、これまでの静岡県博物館協会インターネット活用研究会の活動を総括した報告で、静岡県博物館協会研究紀要に掲載されました。 博物館におけるホームページの役割1999年に東海大学社会教育センターのホームページの作成をもとに、博物館におけるホームページの役割について論じたもので、東海大学博物館の研究報告に出したものです。 植物園のウェッブサイト日本博物館協会の博物館研究に掲載した博物館のホームページに関する3つの論文のうち、3番目のもので、平塚 明さんが中心になって書いてくれた植物園のウェッブサイトに関するものです。 ホームページ時代のデータベース日本博物館協会の博物館研究に掲載した博物館のホームページに関する3つの論文のうち、2番目のもので、石橋忠信さんが中心になって書いてくれたデータベースに関するものです。 博物館にホームページを!−博物館ホームページ推進研究フォーラムの目的と活動−1999年〜200年にかけて日本博物館協会の博物館研究に掲載した博物館のホームページに関する3つの論文のうち、最初のものです。博物館のホームページや研究フォーラムの活動などを紹介しています。 めざせ!『博物館にホームページを!』
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最終更新日: 09/07/24
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