地質学はどのように生まれ発展してきたのでしょうか。人は「地質学」が生まれる前に,地球や岩石,地層や化石をどのように見ていたのでしょうか。 ふと,そんなことを思って本棚をながめていると,古ぼけた「地学教育講座」の1冊が目にとまりました。この本は,小林英夫氏の責任監修による「地学の研究史 教育史・地学教育の目標」(福村書店,1955年発行)というもので,岩崎正夫氏が「地学研究の歴史」を執筆しています。 1988年に出版された,小林英夫氏の「イギリス産業革命と近代地質学の成立」も大変興味深かく読みました。また,1995年に出版された星野通平氏の「地球の半径-構造地質学史の一断面」や,1996年に出版された清水大吉郎氏の「古典にみる地学の歴史」など参考になりました。 ここでは,これらや他の文献をたよりに,私の頭の中でもう一度,地質学の研究の歴史を整理していきたいと思います。 |
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最終更新日:2000/05/06
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