ページ博物館 |
ページ博物館は、サーベルキャット化石で有名なタール池に埋没した多数の哺乳類化石と、その研究からわかった4万年以降のカリフォルニアの自然を展示している博物館で、George
C. Page氏が寄付して1977年に、発掘サイトでもあるタール池(La
Brea Tar Pit)の隣りに建てられた。 ここでは、4万年前から4000年前まで堆積した深さ6mのタールピットから、140種の植物化石と420種の動物化石が発見され、現在でも研究が続けられている。 タールが今も涌き出ている池は公園になっていて、池のまわりには解説板やゾウの造形モデルもあり、その奥にページ博物館があった。 建物の中庭は小さな植物園になっていて、その周りに展示室がある。展示は色彩が白と黒、黄色で統一され、とても綺麗で、豊富な骨格標本を使っての展示やジオラマなどがあり、特に骨格展示は圧巻で、サーベルキャットはもちろん、コロンビアマンモスや大ナマケモノ、バイソン、鳥などあり、オオカミの頭骨などは400個以上も壁に並べた展示があった。 |
Back (ロサンゼルス郡立自然史博物館) Next (カリフォルニア科学センター)
アメリカ横断博物館見て歩きへ戻る
『Dino Museum』へ戻る
登録日:01/03/31