ヒロ(ハワイ) |
ハワイは、私にとって想いでの場所である。高校3年生の夏にホノルルのMid Pacific Instituteという高校を借りた短期研修に参加して、青い海に感動し、そのことが海洋や地質に関する研究に私を進ませるきっかけともなった。 この旅でのハワイ滞在は、ホノルルのあるオワフ島ではなく、Big Islandと呼ばれるハワイ島である。それもハワイ島マウナケア山頂(4200m)のすばる天文台を見学するという、今回の旅のハイライトが待っている。私としては、今回の旅の目的は自然史博物館の見学にあるため、天文台自体にはあまり興味はなかったが、マウナケア山頂に行く機会もめったにはないことなので、そこがどんなところかという興味は相当強くもっていた。 ハワイ島のヒロは、雨の多いところだそうだが、ヒロについた日とその次のマウナケアに登る日は、ヒロのホテルからマウナケアがきれいに見えた。とくに、朝には朝焼けして赤いマウナケア山を見ることができたのは幸いだった。盾を伏せたようななだらかな山体で、とてもあの山が4200mもあるとは思えないくらい低く見える。 四国の半分の面積があるというハワイ島には、マウナケア(白い山:4205m)とマウナロア(平たい山:4169m)、フアラライ(2521m)、コハラ(1607m)があり、溶岩の流出で有名なキラウエア火山(1248m)はマウナロアの東側斜面にある。 ヒロのホテルでは、ニューヨークで買った電話のプリペードカードが使えなかったが、クレジットカードが使えた。今回の旅では、あまり現金をもっていかなかった私は、ほとんどクレジットカードを使って支払いをした。旅行に参加した人の中に、このホテルでトラベラーズチェックのサインが違うと言われたり、現金がなく換金できないという場合もあった。アメリカ旅行では、数枚の100ドル紙幣と1ドル紙幣を20枚程度、それとクレジットカードをもっていけば事足りることがわかった。 |
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登録日:01/03/31