自己紹介 |
むかし、川崎のぼるのまんがで、「いなかっぺ大将」というのがあって、主人公の「だいちゃん」のそばに「にゃんこ先生」という猫の脇役がいた。おそらく、その猫の役回りが私の立場に似ていたのか、地質調査で崖の上を歩く軽快さ?が猫に似ていたのか、猫舌だったためか、とにかく学生時代に私はこのニックネームで呼ばれていた。 学生時代のメンバー以外はそのニックネームで私を呼ぶ人もいないが、どういうわけか学生時代の友人が今でもまわりに多くいるため、しばしばその「にゃんこさん」だの「にゃんこ」だのと呼ばれることがあり、妻もいつの間にかそう呼ぶようになった。 私の氏名は、柴 正博といい、名前のとおり正しい博ぶつかんをつくるのために日夜努力しているかたわら、専門に研究を進めている地層や化石から地球や生物の歴史を探ることにも熱中している。 大学は東海大学海洋学部で、大学卒業後も大学院や研究生などして静岡県静岡市(旧清水市)に居着き、そのあと大阪で3年間教師生活をしたものの、また清水に舞い戻り東海大学の博物館で働き、今ではすでに人生の半分以上を静岡市でくらすほどとなった。 静岡県の山や丘は、富士川から天竜川まで,安倍川と大井川の奥を除いて、地質調査のためにそのほとんどの沢に入った。現在は、博物館を退職し、家族とともに東京に住んではいるが、静岡県立のふじのくに自然環境史ミュージアムの客員教授となり、これまでの地質調査のまとめと研究、それに地質や化石の普及教育をしている。 |
学歴・職歴 1952年 生まれる 1971年 明治大学付属明治高等学校卒 1976年 東海大学海洋学部海洋資源学科卒(水産学士) 1978年 東海大学大学院海洋研究科修士課程終了(理学修士) 1979年 帝国女子大学大和田高等学校勤務(教諭) 1982年 東海大学社会教育センター勤務(自然史博物館担当) 1986年 学芸員 1988年 理学博士(東海大学) 2014年 東海大学海洋学部博物館 学芸課 課長 2016年 東海大学海洋学部博物館 業務課 学芸担当課長 2018年 東海大学定年退職 現在の所属 2018-現在 ふじのくに地球環境史ミュージアム 客員教授 大学非常勤講師 1992-1997年度 静岡大学農学部非常勤講師(地質学概論) 1993-1994年度 信州大学理学部非常勤講師(微古生物学) 1998-2023年度 東海大学海洋学部非常勤講師 1998-2006年度 (古生物学、博物館実習) 2007年度 (社会教育演習、博物館実習) 2008年度 (社会教育演習、博物館実習、地学実習) 2009-2010年度 (古生物学、博物館資料論、社会教育演習、博物館実習) 2011年度 (古生物学、社会教育演習、博物館実習) 2012-2017年度 (古生物学、博物館実習) 2018-2021年度 (博物館実習T・U) 2022年度 (博物館実習T・U、博物館概論、博物館資料保存論) 2019-2022年度 東京農業大学非常勤講師(地学) 2019-2023年度 帝京科学大学非常勤講師(博物館実習) 2002-2004年度 博物館職員講習講師 |
所属学会・研究会 日本地質学会,地学団体研究会,第四紀学会,日本古生物学会,化石研究会,日本堆積学会,東海化石友の会,静岡県地学会,NPO静岡県自然史博物館ネットワーク(理事) 委員等 委託 1999-2002年度 日本博物館協会遠隔教育モデル製作委員 2001-2002年度 静岡県自然学習・研究機能調査検討会委員 2003-2016年度 静岡県自然学習資料評価委員 2003年-現在 掛川市文化財審議委員会委員 2012年-現在 静岡千代田幼稚園理事 2012年度 静岡県自然学習資料センター整備委員会委員 2013年度 静岡県自然系博物館基本構想委員 2017年度 ふじのくに地球環境史ミュージアム資料収集事業評価委員長 論文賞 1980年 日本地質学会研究奨励賞 1990年 地学団体研究会地球科学賞 著作・論文リスト 学会発表リスト |
最終更新日:2020/7/31
Masahiro Shiba