ウランバートル観光とキャンプ

 

8月22日夜にに無事ウランバートルについた私たちは、次の日ゆっくれと起きて、ウニンバートル観光に出かけた。ラマ教の寺院ガンダン寺(写真左)は、今年の春に大仏の改修が完成したそうで、30メートルもある立った大仏を初めて見ることができた。大仏は迫力があり、威光をはなっていた。

つぎに行った民族歴史博物館(写真右)では、モンゴルの歴史やいろいろな民族の生活などを見学できた。私自身、モンゴルにはこれで6回目になるが、この博物館を見学するのは初めてだった。

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8月24日は、ガンボルト氏の家のキッチンを借り、有り合わせの食材でモンゴル風スープをつくり、遅い朝食をとった。トゥーメンバイヤーが昼前に来て、車で「ゴビ」のカシミヤ工場内の店へ行き、おみやげのセーターを見た。

そして、チンギスハン宮殿という空港の近くの谷あいにあるホテル(写真左)で、ガンフォユさんの奥さんの招待で昼食をとった。日本人の医師のグループもそこで食事していて、モンゴル民族楽隊を呼んでいた。私としては妻にモンゴル民謡や舞踊を見せたかったので、思いもかけずちょうどよい機会を得た。珍しい「ホーミ」(写真右)や民族舞踊や音楽を楽しむことができた。

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ガンフォユさんの奥さんと別れ、車は南の山中に入り、トゥメンバイヤーの会社のメンバーが調査しているセルゲレンの近くのキャンプ地に向かった(写真左)。夜はスープとバーベキューのご馳走をいただき、運転手のセルゲネフさんの特製ストープの火を囲み、アルヒを手に日本やモンゴルのことを話合った。調査メンバーには昨年お世話になったミンジン教授の息子さんもいた。若いメンバーは早々にテントで徹夜ポーカーをはじめ、こちらは早めに寝ることにした。

夜はとても寒く、寝袋だけでは寒かった。月は満月に近く、午前4時ごろ東の空に沈むと、満天の星が現れた。テントの外はとても寒く、星をゆっくりと眺めている余裕はなかった。妻をさそったが、寝袋から出てこなかった。

9月25日は、トゥーメンバイヤー・ショフのつくったオートミールで朝食をすまし、近くのゲルを訪問した。ゲルの前では羊を解体していた(写真右)。このゲルの主人は町の仕事を退職して遊牧生活に戻ったという。息子たちはナーダムの競馬で優勝しているらしく、メダルや商品が仏壇の上に飾ってあった。商品には馬頭琴やテレビもあり、テレビは電気がないので箱に入ったままだった。来年は発電機とアンテナをもらおうと冗談をいっていた。

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テレルジとサマーハウスへつづく


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最終更新日:00/04/27

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