街は化石の博物館 
静岡市街

最終更新日:2002/9/22

   

街中で化石探検

 繁華街のビルの壁や床には、花崗岩や大理石などの石材がよく使われています。これらの石材のうち、磨かれた大理石の表面を注意深く見ていくと、たまにいろいろと化石を発見することがあります。

 大理石は石灰岩がマグマの熱などで再結晶して硬くなった岩石ですが、大理石のもとになった石灰岩は、サンゴ礁などでサンゴや貝などの生物の石灰質の殻が集まってできたものです。ですから、大理石でも再結晶があまり進んでいないものの中には、化石の形がきちんと残っている場合があり、博物館よりもたくさんの化石を発見することができます。

 ここでは、静岡駅周辺の繁華街などで発見できる化石を紹介しましょう。

  1. 静岡駅アスティー アンモナイトとベレムナイト
  2. パルシェ地下入口 ヌンムリテス(貨幣石)とアンモナイト
  3. 紺屋町地下入口 アンモナイト
  4. 本田眼科入口の壁 ストロマトライト
  5. ドコモショップ(元アメリカ屋靴店) ルディスト(厚歯二枚貝)
  6. 伊勢丹デパート 石灰藻とカキ
  7. 静岡市役所旧館 巻貝やサンゴ(琉球石灰岩)
  8. 静岡県庁本館 フズリナ
  9. グランシップ ネリネア(中生代の巻貝)





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