静岡県庁本館 
フズリナ

最終更新日:2002/9/22

   

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 静岡県庁本館の入口の階段などに使われている黒い石灰岩には、直径5mmほどの白い円形のフズリナが発見できます。

 6億年前(古生代のはじめ)にはたくさんの生物が出現し、それぞれがいろいろな生物に進化していきました。古生代の終りころ(約3億年前)のサンゴ礁にはフズリナという米粒大の有孔虫がすんでいました。今でいうと沖縄の海岸でみられる星砂(バキロジプシナという有孔虫の殻)のようなものですが、石炭紀からペルム紀の示準化石として重要です。

 静岡県庁本館は休日は閉館していて、また開いていても暗くて黒い石灰岩から米粒大の化石を探すのは、ちょっと大変かもしれません。


静岡県庁本館入口の階段にみられるフズリナ化石

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