サンディエゴ航空宇宙博物館
San Diego Aerospace Museum
http://www.aerospacemuseum.org/


最終更新日:01/04/05

サンディエゴ航空宇宙博物館 サンディエゴ航空宇宙博物館は、サンディエゴ動物園や多数の博物館があるバルボア公園の中にある。この博物館は、クラッシックプレーンから軍用機、民間機などあわせて65機以上の航空機コレクションをもち、宇宙船なども展示してある。

 サンディエゴは300万人の人口があり、全米で6番目の都市で、ハイテク関連、薬品、軍事産業がある。とくに軍事では、第8艦隊の基地があり、海軍の航空部隊が生まれた地でもあり、航空機産業の歴史もあり盛んだという。

 そのような地ということから、以前から航空宇宙博物館があったそうだが、1978年に焼失してしまい、航空業界や軍関係者の強い要望で再建されたらしい。館長や私たちを案内してくれた教育部長も海軍の戦闘機に乗っていた退役軍人で、300人いるボランティアの多くも退役軍人の方だという。

メッサシュミットとスピットファイヤー 博物館は円形をしていて、中央は中庭になっていてそこにも戦闘機や戦闘ヘリコプターが展示してあった。その中庭を周るように展示室があり、60機以上の航空機が歴史をおって展示してある。

 職員は45名で、入場者は年間23万人。教育セクションの職員は5人で、60人のボランティア。航空機の修復のセクシュンには150人のボランティアがいる。

 年間予算は300万ドルで、1/3が入場料収入で、博物館の基金が20%、ホテル税など市からの援助が20%、それ以外は寄付などによるという。案内してくれた教育部長は、ボランティアがいなければこの博物館は成り立たないと強調していた。また、広報の効果的な手段はという質問には、ホームページなどインターネットの利用が重要であると言っていた。

150人のボランティアの写真 この博物館の地下は、壊れた航空機の修理工場になっていて、エレベータを降りたところには、150人のボランティアの笑顔で写っている顔写真がずらりと並び、「私たちは昔(も)若かった!」というボランティアの昔の記念写真をはる掲示板もあり、飛行機をみんなで楽しく修理している様子がうかがえ、博物館は人の集う場であることを再認識した。







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登録日:01/03/31

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